天鳳備忘録

20代前半の社会人が、麻雀、主に天鳳について考えたことを記録しています。

4.鳳凰卓の特徴②

・鳴き手テンパイタイミング読みの重要性→牌譜や実戦で感覚を掴む。張ってないと思えば全部切るし、張ってると思えば全然切らないの徹底。

 

・「絶対にアガリたい局面だがアガれそうな手を貰った時に」鳴きで進める意識の重要性→思わぬところから鳴いても良い 発想、視野の広さを持つ

 

・トップ取りの意識→七段配分は特にトップの価値が高いので

 

 

 

 

 

3.鳳凰卓の特徴①

最近ぼちぼち鳳南を打ち始めたので、特徴を記録しておく。

 

①テンパイ巡目が体感2~3巡早い

【対策】先切りをする際に気を付ける。"普通の鳴き"に対する警戒開始順目を早める。(ブラフやクソ鳴きは後述)

②リーチに対して誰かがコソコソ向かってるケースが多い。

【対策】勝負にならない手は共通安牌を貯めとく。リーチ者以外の手出しをいつもより注意深く見る。ベタオリと決めたら、瞬間安牌→完全安牌の切り順を徹底。

③誰も振り込まないため、地蔵ラス回避がほぼ発生しない⇔何も動かないと自動的にラスが確定する

【対策】満貫以上をアガれそうな勝負局を取りこぼさない。守備一辺倒で戦える特上までと違い、加点意識を持つこと。

④誰も振り込まないため、終盤までもつれて読み勝負になる局面が多い。

【対策】ダマケア、形テン取りの重要度増。終盤は河に何が何枚切れてるとか、特徴的手出し、壁/筋/色とかの読み、これらに思考を集中。

⑤やたらめったら鳴く。またレンジが広くブラフクソ鳴き何でもある。

【対策】鳴きの意図を考える。(タンヤオホンイツ?バック?ブラフ?チャンタ?……)

観戦で研究。実力が近い者同士の対局なので、鳴きにある種の共通項を見出だせる可能性が高い。

⑥成績がブレる。鉄強と呼ばれる人も余裕で降段。ポイントの傾斜が高いことにも一因あり。

【対策】メンタル管理。多分自分は2,3回は降段するだろうなあwくらいに思っとく。守り勝ち(逃げ勝ち)が、半荘単位、長期的に見ても起こりにくいフィールドなので、勝負所はビビらずしっかり勝負に出る姿勢が大事。安定思考が通用しない。

 

まずは七段維持が目標か…

 

2019-麻雀活動総括

どうも、mura0+です。

2019も終わり。自分の中で、2019は麻雀元年って感じですね。

元々ルールは知ってたし、ネットや仲間内でたま~にやってはいた遊び。それが今年になってフリー通いを始めたり、大会やイベントにも積極的に足を運んだり、戦術本を大量購入したりと、まさかここまでのめり込むと思わなかった。飽きっぽくて色々なことに手を出しては冷めてしまう自分が、寝食も忘れて没頭出来る趣味に出会えたのは、本当に幸せなことです。

それに麻雀プロという存在が意外と身近であるということを知ったのも収穫だった。沢山のプロ、中でもMリーガーの方と同卓させてもらったことは良い経験になった。自分自身は覚悟も実力も無いのでアマチュアで良いかなと思ってるけど、煙草やギャンブルという悪いイメージしか無かった麻雀というゲームに一つの頭脳スポーツとして真剣に取り組んで、その楽しさを広めようと頑張っているプロの人は本当にカッコいいと思うし、憧れる。将来Mリーグを皮切りに、麻雀のマインドスポーツ的な面が評価されて、広く多くの人に受け入れられる遊戯になって欲しいなあと思う。

 

2019-年間成績

総打半荘数:456半荘(リア麻-赤あり)

119-128-104-105(26.1%-28.1%-22.8%-23.0%)

平着:2.428

平得:2.622

 

勝ち切れない2着を減らすのと、無駄な放銃とラスを減らすのが課題かな。

 

2020の目標は

天鳳八段

・平着2.350以内

・平得4.000pt以上

・トップ率28.0%以上

・着順分布1>2>3>4

・打300半荘以上

・なんかの大会で一回個人優勝

 

で行こうと思います。もう半年前のように手が震えたり点数申告ミスったりということが減ってきたので(笑)、来年は活動の幅を広げて行きたい。具体的には多くの大会に参加したり、旅打ちしたり、リーグ戦や研究会やったり。こんなに熱中出来る趣味は人生で初めてなのでせっかくだし色々やりたい。凄く人見知りですが麻雀を通じてお友達も出来たら嬉しいなあと思います。

 

完全に自己満足の独り言みたいな記事でしたがこの辺で。どっかの雀荘で見かけたら仲良くしてください。来年もよろしくお願いします。

 

2.何でもリーチ!それでいい?

どうも、mura0+です。

今日は天皇陛下即位礼正殿の儀の日です。おめでたいですね。会社も休みです。

ということで鳳南を一戦打ちました。

正直打つ度にブログ更新する暇は無いので、10半荘やって一回くらいのペースでいいかなと思ってたのですが、判断に迷った箇所が非常に多い半荘だったので、取り上げることにしました。

やはり鳳凰卓、最高峰のプレイヤーが集まる場だけあって、一つ一つの判断に気が抜けません。半荘1回打つだけでもかなりの体力を消耗します。特東のように鬼打ちは難しそうです。それだけ毎回中身の濃い戦いになるので、反省も鬼のように浮かび上がってきます。

それでは行きましょう。

 

10/22(火)

タイトル:天鳳段位戦ー鳳凰卓東南

ルール:天鳳に準拠

ポイント:七段配分(90-45-0-▲135)


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東2局、親リーを受けてのこの状況。何切る?


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自分は打4sとしました。現物の無いこの状況で考えることは、①安全度の高さ②押し返し の2つです。中のトイツ落としが最も安全ですが、前順に127sが並んでるので4sも結構安全そう。ならもしかしたら79m4pが通ることに賭けて、チートイツのイーシャンテンをキープします。親に好き勝手されるのはそれだけで不利なので、オリつつも出来ることを探します。というかこんなん当たったら事故。中だって通るかわからないし、通らなかったら通らなかったで高いですよね。

この局は親の一人テンパイで流局しました。


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東4局。親で役なしドラ無しテンパイ。どうする?

 

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自分はリーチしました。親で先制という2要素が揃ったら基本リッチです。そもそも相手からすればノミ手なんてことは分からないので、押さえつけの効果も期待出来ます。

 

ただ打たない派の意見も分からなくないです。自分もここは少し迷いました。カン3pの場況が全く良くなく、赤が一つも見えてないため押し返されても文句は言えないです。体感ですけど、こういう時の追っかけられリーチって平均6000点くらいは有りますね。(リーチ+赤が平均一人一枚+その他役+α)


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案の定追っかけられましたが、3pが筋となり僥倖でした。

 

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東4局。先制リーチがかかり、自分は親で赤ドラのイーシャンテン

ここはしっかりとオリます。こういうのをガン押ししてドツボにハマる経験を沢山してきました。親で赤ドラと言えど、自分は愚形愚形のイーシャンテン。出て行く牌の候補も4p、6p、7mから二つ、とかなり際どいです。最低3/11筋を押してやっとテンパイ、あんまりやりたくないですね。


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リーチ?ダマ?それ以外?

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これは実戦でダマにしたんですが、よく考えるとリーチした方が良い気がしました。当初ダマにした理由は、山に無さそうだし2600だし。どうせアガれないっしょ、くらいだったんですが。両隣は遅そうで参戦してこないし、絶対連荘したい対面のラス親からは止まらないんですよね。むしろリーチしない理由が無かったです。


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先程の状況から数巡後。ドラを持って来ました。さてどうしよう。


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これは今でもリーチが正解だと思ってます。打点十分、対面からの5m狙い打ちですね。下家は不明ですが、上家・対面は5mを持っておらず、山に最低1枚はあるだろうという読みでもあります。(この後対面親にドラポンされて胃が痛くなりました。結果は対面→下家のロンアガリ。)

 

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南3局。絶好の手を貰いましたがここは冷静に打3pとします。こういう北は自分はギリギリまで切らないです。なるべく局消化をしたくない、高くアガリたいラス目に対して本命の牌だからですね。受け入れ一種という保険料を払っても妥当であると自分は評価してます。リアル麻雀なら北はモギリます。ラス回避ルールの天鳳ならではの打牌ですね。


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さて時は進んでオーラス。この手牌の構想は、守備力0の鳴きタンヤオ早上がりです。

満貫振ってもラス落ちしないのと、守ってても3着落ちのリスクが高いからですね。なら1着を狙ってまっすぐ攻めるしかないです。

役牌を重ねることも考えましたが、タンヤオの方が作りやすいのと、温存しすぎて他家に鳴かれるのが嫌なので一発目に切りました。

(こういう時の役牌の切り時ってどうなんですかね?自分はまだ感覚を掴めてません。)


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①4sチー →打7p

②2mチー →打中

③6mツモ →打2p

としてテンパったこの状況。

この7p→中→2pの切り順なんですが、絞りと最終的に振り込むリスクを両天秤にかけた結果このような中途半端な結果になりました。

染め手してる下家の好きにさせたくない、ただ終盤にピンズ2牌も持ちたくないの願望を両立させた結果ですね。ここは今でも正解が分からないです。というかこの欲張り思考なら、先にペンチャンを処理されるという微差の可能性を考慮して、2p→中→7pの方が得かもしれません。

ちなみにピンズにくっつけて1ブロック作るという発想はしないです。ここは早上がりを目指す局、極限まで和了率を高めたいため、ピンズ待ちにするのは避けたいですね。

 

で、この568sの変則三面張、正直山に5枚以上は堅いと思ったので勝ちを確信してました。結果は……

 


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麻雀って難しいね😭

 

以上で感想戦第二回を終わります。明日から また仕事の方が忙しくなりますが、飽きない限りボチボチ続けて行けたらいいなと思います。

 

 

 

1.鳳凰卓初陣

10/20(日)

ルール:天鳳に準拠

ポイント:七段配分(90-45-0-▲135)

 

それではやっていきます。


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東1局。自分が1500の2-5pテンパイで、下家がドラポン発ポンからの北トイツ落とし。ほぼテンパイと見て良いでしょう。さてどこまで押すか?

 

A:本命の4-7sは止め>準本命の4-7m、6-9mは微妙>それ以外は全部押しと考えました。東発でツモられて4000失うのと振って8000失うのは、そんなに変わらないです。仕掛けてる両隣からは2-5pは止まらないし、親権維持の為にも結構押します。


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やった!

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東2局。リーチ?ダマ?それ以外?


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A:リーチしました。供託込で4500点以上の収入、ピンズの場況が良しと見て愚形ド真ん中でも曲げます。

加えて、ドラがほぼ見えているため押し返しが怖くない。安い愚形リーチでもこの場では相対的に力を持つと判断しました。

 

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やった!

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東4局。この中ポンについて。自分の中では鉄ポンなんですが、2000点もポン、1000点もポンです。以下理由↓

 

この局の目的はラス目の親を流すことです。基本的に鳴いたら絞れなくなるので、この鳴きは自分のアガりを目指すのと同時に、安そうな下家をアシストする副次的効果の方も見ています。ラス目に全員でプレッシャーをかけて行くという訳です。親リーがかかったとしても他の二人が二副露しているため、際どい牌が打たれて、自分が真っ先に手詰まりになる可能性は低いです。
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ラス落ち(´;ω;`)

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一発はズルいよ(´;ω;`)
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ということで記念すべき鳳凰卓初戦はラスでした。そんなに酷いミスはしなかったので、仕方無いと割り切ってるものの、洗礼を受けた気分です。

 

こんな感じで、勉強の為に不定期でヘタクソなりに感想戦みたいのをしてこうと思います。完全に自己満足です。こうしたらいいよ、というのがあったらコメントとかくれると嬉しいです。

では。

 

 

 

 

 

 

 

0.自己紹介

初めまして。

mura0+と申します。

呼び方はムラゼロでもムラゼロプラスでもむらおでも構いません。

普段は会社員をしており、麻雀を趣味にしています。アニメも漫画も好きです。最近は銭湯にもハマっています。興味の幅は人より広いと思います。アイコンは咲ーSakiに登場するキャラクター、風越女子高校の福路美穂子さんです、かわいいですね。

 

このブログの趣旨は、主に天鳳の牌譜検討会を行いながら麻雀に関する知識や戦略の幅を広げていこうというものです。実際に自分が対局して迷った箇所を取り上げながら、その時の思考を言語化して行きます。筆者は麻雀上級者では無いので、「はぁ?そんなの当然だろw」「ヌルすぎ見てらんない」等の罵詈雑言でいじめるのだけは勘弁して下さい。ただ、打牌に対する論理的な批判や、こうしたらいいんじゃない?というアドバイスは大歓迎です。当面の目標は、七段R2000以上の維持とします。

 

その他、フリーやセットの出来事とかMリーグのこと、たまに日常についても書いて行けたら良いなあと思います。

 

ちなみに筆者の麻雀歴について。

 

7才:家族麻雀に触れてルールを覚え始める。家族は容赦が無く、小学生を本気でボコボコにする。

14才:天鳳を始める。最高二段くらい。多分ルールと役だけは知ってて何とか打てる、くらいの状態。

19才:大学の友人周りで麻雀が流行り始めて、定期的に打つようになる。雀荘デビュー。ルールを覚えて1ヵ月も満たない友人達にボコボコにされる。

21才:負けるのが悔しくて(負けず嫌い)ちょっと麻雀の勉強を始める。しかしセンスが無いのかあんまり上達しない。おじいちゃんおばあちゃんだらけの初心者用雀荘でフリーデビュー。孫のように可愛がってくれるので楽しかった。天鳳四段くらい。

22才~23才:大学卒業までの暇な時間を生かし、Mリーグの影響もあって本格的に麻雀にハマる。色々なフリー雀荘に足を運ぶようになり、リアルで知らない人と打つのにも抵抗が無くなる。家族や友人にボコボコにされなくなる。天鳳四段→七段(現在) 

 

ちなみにMリーグは基本的に箱推しですが、アベマズ、コナミ、ドリブンズが特に好きです!主にMLスタジアムという雀荘によく行きます。あそこは清潔で、スタッフの方も良い人ばかりで、非常におすすめです!

 

ではよろしくお願いします😆