天鳳備忘録

20代前半の社会人が、麻雀、主に天鳳について考えたことを記録しています。

2.何でもリーチ!それでいい?

どうも、mura0+です。

今日は天皇陛下即位礼正殿の儀の日です。おめでたいですね。会社も休みです。

ということで鳳南を一戦打ちました。

正直打つ度にブログ更新する暇は無いので、10半荘やって一回くらいのペースでいいかなと思ってたのですが、判断に迷った箇所が非常に多い半荘だったので、取り上げることにしました。

やはり鳳凰卓、最高峰のプレイヤーが集まる場だけあって、一つ一つの判断に気が抜けません。半荘1回打つだけでもかなりの体力を消耗します。特東のように鬼打ちは難しそうです。それだけ毎回中身の濃い戦いになるので、反省も鬼のように浮かび上がってきます。

それでは行きましょう。

 

10/22(火)

タイトル:天鳳段位戦ー鳳凰卓東南

ルール:天鳳に準拠

ポイント:七段配分(90-45-0-▲135)


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東2局、親リーを受けてのこの状況。何切る?


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自分は打4sとしました。現物の無いこの状況で考えることは、①安全度の高さ②押し返し の2つです。中のトイツ落としが最も安全ですが、前順に127sが並んでるので4sも結構安全そう。ならもしかしたら79m4pが通ることに賭けて、チートイツのイーシャンテンをキープします。親に好き勝手されるのはそれだけで不利なので、オリつつも出来ることを探します。というかこんなん当たったら事故。中だって通るかわからないし、通らなかったら通らなかったで高いですよね。

この局は親の一人テンパイで流局しました。


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東4局。親で役なしドラ無しテンパイ。どうする?

 

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自分はリーチしました。親で先制という2要素が揃ったら基本リッチです。そもそも相手からすればノミ手なんてことは分からないので、押さえつけの効果も期待出来ます。

 

ただ打たない派の意見も分からなくないです。自分もここは少し迷いました。カン3pの場況が全く良くなく、赤が一つも見えてないため押し返されても文句は言えないです。体感ですけど、こういう時の追っかけられリーチって平均6000点くらいは有りますね。(リーチ+赤が平均一人一枚+その他役+α)


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案の定追っかけられましたが、3pが筋となり僥倖でした。

 

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東4局。先制リーチがかかり、自分は親で赤ドラのイーシャンテン

ここはしっかりとオリます。こういうのをガン押ししてドツボにハマる経験を沢山してきました。親で赤ドラと言えど、自分は愚形愚形のイーシャンテン。出て行く牌の候補も4p、6p、7mから二つ、とかなり際どいです。最低3/11筋を押してやっとテンパイ、あんまりやりたくないですね。


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リーチ?ダマ?それ以外?

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これは実戦でダマにしたんですが、よく考えるとリーチした方が良い気がしました。当初ダマにした理由は、山に無さそうだし2600だし。どうせアガれないっしょ、くらいだったんですが。両隣は遅そうで参戦してこないし、絶対連荘したい対面のラス親からは止まらないんですよね。むしろリーチしない理由が無かったです。


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先程の状況から数巡後。ドラを持って来ました。さてどうしよう。


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これは今でもリーチが正解だと思ってます。打点十分、対面からの5m狙い打ちですね。下家は不明ですが、上家・対面は5mを持っておらず、山に最低1枚はあるだろうという読みでもあります。(この後対面親にドラポンされて胃が痛くなりました。結果は対面→下家のロンアガリ。)

 

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南3局。絶好の手を貰いましたがここは冷静に打3pとします。こういう北は自分はギリギリまで切らないです。なるべく局消化をしたくない、高くアガリたいラス目に対して本命の牌だからですね。受け入れ一種という保険料を払っても妥当であると自分は評価してます。リアル麻雀なら北はモギリます。ラス回避ルールの天鳳ならではの打牌ですね。


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さて時は進んでオーラス。この手牌の構想は、守備力0の鳴きタンヤオ早上がりです。

満貫振ってもラス落ちしないのと、守ってても3着落ちのリスクが高いからですね。なら1着を狙ってまっすぐ攻めるしかないです。

役牌を重ねることも考えましたが、タンヤオの方が作りやすいのと、温存しすぎて他家に鳴かれるのが嫌なので一発目に切りました。

(こういう時の役牌の切り時ってどうなんですかね?自分はまだ感覚を掴めてません。)


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①4sチー →打7p

②2mチー →打中

③6mツモ →打2p

としてテンパったこの状況。

この7p→中→2pの切り順なんですが、絞りと最終的に振り込むリスクを両天秤にかけた結果このような中途半端な結果になりました。

染め手してる下家の好きにさせたくない、ただ終盤にピンズ2牌も持ちたくないの願望を両立させた結果ですね。ここは今でも正解が分からないです。というかこの欲張り思考なら、先にペンチャンを処理されるという微差の可能性を考慮して、2p→中→7pの方が得かもしれません。

ちなみにピンズにくっつけて1ブロック作るという発想はしないです。ここは早上がりを目指す局、極限まで和了率を高めたいため、ピンズ待ちにするのは避けたいですね。

 

で、この568sの変則三面張、正直山に5枚以上は堅いと思ったので勝ちを確信してました。結果は……

 


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麻雀って難しいね😭

 

以上で感想戦第二回を終わります。明日から また仕事の方が忙しくなりますが、飽きない限りボチボチ続けて行けたらいいなと思います。